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こんにちは、JLです。
以前Cartridge Reader V3 を魔改造したCartridge Reader Alterを作りましたが、オリジナルの進化版である、Cartridge Reader V5(Cartreader)つくってみます。
準備編として今回は、Cartridge Reader V5 (HW5)で使用するモジュール基板、Vselectを作成します。
Cartreader ( Cartridge Reader ) って何?
Cartridge Reader(Cartreader)は、sanni氏が中心となってGithubでオープンソースで開発が進められている”レトロゲームダンパー”です。
スーパーファミコンやゲームボーイといったレトロゲームのカートリッジ(ゲームカセット)からゲームデータ(ROM)やセーブデータを吸い出したりすることが出来るものです。
様々なゲーム機種に対応しており、日々バグの修正や機能の追加など、様々な人が関わり発展していっています。
今回作る基板は?
今回は、Cartridge Reader V5 (HW5)で使用するモジュール基板、Vselectを作成します。
Ancyker氏がコミットした、Cartridge Readerの電圧選択を自動化するモジュールです。
このモジュールを使用することで、本来であればCartridge Readerの電圧切り替えスイッチで3V/5Vを切り替えていた操作が、不要になるというわけです。
切り替えスイッチの操作が面倒といった声や、分かりにくいといった声が上がっていたりするので、とても画期的なモジュールですね。
それでは早速つくっていきましょう!
PCBを発注!
今回もまた、JLCPCBさんに発注しました。
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SMT Assemblyを使用して、一部の表面実装部品を工場で実装してもらいました。
PCB到着!
年末の忙しい時期ですが、1週間ほどで到着しました。いつも素早くてありがたいですね。
今回発注したPCBの実物はこのような感じです。
JLCPCBのパーツ在庫に「TPS2113PW」がなかったので、こちらは手作業で半田付けします。
手半田作業~
それでは早速、「TPS2113PW」をはんだ付けします。
この箇所にはんだ付けします。
結構大きめにパターンを用意してくれているので、はんだ付けはしやすそうですね。
ズレないように先に片面をはんだ付けしてしていきます。
続けて、残りの一方もはんだ付けします。
というわけで、はんだ付け作業が完了しました!
こちらのモジュールを、Cartridge Reader V5 (HW5)の所定の箇所に取り付けることで、電圧選択を自動化できてしまいます。
次回…
というわけで、今回は、Cartridge Reader V5 (HW5)の作成の準備ということで、モジュール基板、Vselectを作成しました。
次回、実際にCartridge Reader V5 (HW5)の本体をつくっていこうと思います。
Cartridge Readerが気になる方は、ぜひぜひgithubへアクセスして、実際に組み立てに挑戦してみてください!
それではまた次回、機会がございましたら、お読みいただければ幸いです~