Cartridge Reader V5 (HW5) をつくろう (準備編 – Vselect) 【Cartreader】

📰この記事はプロモーションを含みます

⏰この記事は約 4 分で読めます

こんにちは、JLです。
以前Cartridge Reader V3 を魔改造したCartridge Reader Alterを作りましたが、オリジナルの進化版である、Cartridge Reader V5(Cartreader)つくってみます。

準備編として今回は、Cartridge Reader V5 (HW5)で使用するモジュール基板、Vselectを作成します。

Cartreader ( Cartridge Reader ) って何?

Cartridge Reader(Cartreader)は、sanni氏が中心となってGithubでオープンソースで開発が進められている”レトロゲームダンパー”です。

スーパーファミコンやゲームボーイといったレトロゲームのカートリッジ(ゲームカセット)からゲームデータ(ROM)やセーブデータを吸い出したりすることが出来るものです。

様々なゲーム機種に対応しており、日々バグの修正や機能の追加など、様々な人が関わり発展していっています。

今回作る基板は?

今回は、Cartridge Reader V5 (HW5)で使用するモジュール基板、Vselectを作成します。

Ancyker氏がコミットした、Cartridge Readerの電圧選択を自動化するモジュールです。

このモジュールを使用することで、本来であればCartridge Readerの電圧切り替えスイッチで3V/5Vを切り替えていた操作が、不要になるというわけです。

切り替えスイッチの操作が面倒といった声や、分かりにくいといった声が上がっていたりするので、とても画期的なモジュールですね。

それでは早速つくっていきましょう!

PCBを発注

今回もまた、JLCPCBさんに発注しました。

新規登録限定で54ドルのクーポンが貰え、TwitterでJLCPCB日本(@JLCPCB_Japan)をフォローしてDMを送ると、さらに$10のクーポンも貰えます。是非この機会にどうぞ!

SMT Assemblyを使用して、一部の表面実装部品を工場で実装してもらいました。

PCB到着!

年末の忙しい時期ですが、1週間ほどで到着しました。いつも素早くてありがたいですね。

今回発注したPCBの実物はこのような感じです。

JLCPCBのパーツ在庫に「TPS2113PW」がなかったので、こちらは手作業で半田付けします。

手半田作業~

それでは早速、「TPS2113PW」をはんだ付けします。

この箇所にはんだ付けします。

結構大きめにパターンを用意してくれているので、はんだ付けはしやすそうですね。

ズレないように先に片面をはんだ付けしてしていきます。

続けて、残りの一方もはんだ付けします。

というわけで、はんだ付け作業が完了しました!

こちらのモジュールを、Cartridge Reader V5 (HW5)の所定の箇所に取り付けることで、電圧選択を自動化できてしまいます。

次回…

というわけで、今回は、Cartridge Reader V5 (HW5)の作成の準備ということで、モジュール基板、Vselectを作成しました。

次回、実際にCartridge Reader V5 (HW5)の本体をつくっていこうと思います。

Cartridge Readerが気になる方は、ぜひぜひgithubへアクセスして、実際に組み立てに挑戦してみてください!

それではまた次回、機会がございましたら、お読みいただければ幸いです~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です