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こんにちは、JLです。
今回は、miyoo mini のボタンLEDキットをつくってみたお話です。
このプロダクトの試作品製作は、PCBWayさんにご提供いただきました。ありがとうございます。
miyoo miniについて
このブログでも度々話題にしていますが、改めてご紹介します。
miyoo miniは、ファミコンやゲームボーイやプレイステーションまで、快適な動作で遊ぶことができる、持ち運びしやすい小型の中華ゲーム機(エミュレーター機)です。
どこでも懐かしのゲームができてしまう小型の強い子です。
カスタムパーツが増えてきた
世界的にも持っている人が増えたのか、国内外でケースやボタンなどなど、ファンメイドのカスタムパーツ販売が増えてきました。
そんな中で、SakuraRetroModdingさんが、透明なボタンの販売を開始しました。
また、国内でもvariousさんが、販売を開始しました。
私も、スタンドなどを製作しましたが、カスタムパーツも作ってみたいな…、と思い、今回、カスタムボタンパーツが映える、ボタンLEDキットを製作することにしました。
まずは基板データをつくります
miyoo miniの電源が入っている時にのみ電源が取れる箇所を探して、そこに接続できる形で基板を製作します。
ボタンの端子やネジ穴と干渉しないように、miyoo miniの基板のサイズを測ったりしながら外形を整えていきます。
そして、今回は「フレキシブル基板」を前提として製作します。
フレキシブル基板は、通常の基板と違って0.1mm程度のペラペラな紙のような基板です。
イメージとしてはこのような感じのものです。
通常の基板で作ってしまうと厚みが本体内で干渉してしまうため、今回はこのタイプの基板をチョイスしました。
基板を発注
今回の基板の試作製作はフレキシブル基板にも対応している、PCBWayさんを利用させていただきました。
現在、8周年イベントも開催しているようなので、今登録すると色々お得に使えそうです😋
中国の会社ですが、サイトが全体的に日本語に対応しています。
インスタント見積もりから、フレキシブル基板を選択して、必要な項目を入力していきます。
アカウントページも日本語化されていて、製造上の問題があった時などもわかりやすく表示されます。安心ですね。
基板到着
とくに製造上のトラブルもなく、注文からおよそ1週間ぐらいで、基板が到着しました。
最近は国を跨いだ購入も、遅延が起きずに届くようになってきましたね。
開梱
基板の品質も問題なく、余部も含まれていたので安心できます。
レジストのカラーが、黄・黒・白から選べるので、白を使用してみました。綺麗です✨
それでは、部品を実装していきます。
組み立て開始
今回も、ステンシルを使用してはんだペーストを塗り、卓上リフロー装置でリフローをしていきます。
はんだペースト塗り
フレキシブル基板は柔らかく反ってしまい、リフローの作業やペーストを塗る作業に支障がでるため、どうしようか悩んだのですが、適当なサイズの基板に貼り付けて作業をしました。
今回使用するチップLEDは、今まで使用してきた中では一番小さいサイズです。
0.6mmのペン先と比較するとこのぐらいの小ささになります。
リフロー
卓上リフロー装置でリフローしていきます。
基板が薄いためか、夏で室温が高かったためか、通常時より早くはんだペーストが溶けたので通常より早めにリフロー装置から退避させました。
はんだ付け完了
テスターで確認しましたが、問題なくはんだ付け完了できました!
miyoo miniへはんだ付け
サイズも想定通りで、干渉等の問題はなさそうです。
miyoo miniのメインボードに乗せてはんだ付けして、動作確認してみます。
LED点灯テスト
実際にmiyoo miniの電源をONにしてみたところ、問題なくLEDが点灯しました🤩
本体ガワへ組み込み
今回、先述のSakuraRetroModdingさんが販売している、透明なボタンを購入させていただきました。
税関の流れで開封され、中身の確認をしたとのシールとともに、開封された痕跡がありました。おそらくですが、X線検査でボタンが錠剤にでも見えたのかな…?と。
🍒の可愛いケースに入って届きました。
購入したのは、こんな感じのSFCカラーの透明ボタンです。
これを本体に組み込んで完成です。
完成!
本体のガワに組み込みがおわったので、実際にmiyoo miniの電源をいれて、見た目を確認してみます。
問題なくボタンが光りました🥰
十字キーの透明ボタンがまだ存在していないため、フチが光って見える程度ですが、この辺のボタンも販売されたら嬉しいですね👀
というわけで、今回は、miyoo mini のボタンLEDキットをつくったお話でした。
反響があればJL.Lab BOOTHで頒布も検討しますので、もしよろしければTwitter等で拡散や、コメント等頂ければと思います。
今後の展開についても、Twitterでお知らせする予定ですので、もしよろしければフォロー等よろしくお願いします。
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それでは、また次回、機会がございましたら、お読みいただければ幸いです