【miyoo mini】充電スタンド Rev.2 をつくりました

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こんにちは、JLです。
前回に引き続き、miyoo miniの充電スタンドをつくってみたお話です。

今回は、前回製作した充電スタンドの内部を少々作り替えたお話です。

仕様を大幅に変更しました

前回製作した際は2つの基板をL字のピンヘッダで接続することを想定していました。

そのため、少々機構のサイズ感が大きくなってしまい、内部が結構ギッチリした感じになってしまっていました。

接続の方法をFFCへ変更

今回、接続の方法を「FFC」に変更しました。

FFCとは、「フレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable)」のことです。

このような見た目で、電化製品などでも使用されていたりしますね。

FFCへの変更に伴い、ソケットの変更

ピンヘッダを使用しない形に変更になったため、FFC用のソケットに変更しました。

これで、内部のスペースなどが大幅に改善されました。

PCBを発注します

今回のスタンドの内部のPCBもJLCPCBさんに発注します。

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今見たら、37ドルのクーポンになっていました!最近円安で円ドルが高くなってしまうご時世…ぜひ忘れずに貰って活用してください。

さらに、JLCPCB日本(@JLCPCB_Japan)をフォローして、DMを送ると、追加で$10のSMTクーポンが貰えます。

SMT…とは?

SMT Assemblyを利用してみます

SMTとは、Surface Mount Technologyの略で、表面実装のことです。

JLCPCBでPCBをつくる際に、SMT Assemblyを利用することで、部品を工場で表面実装してもらうことが出来ます。

実際に注文をしていってみます。

どっちの面に表面実装をするか選択

表面実装を表面・裏面どちらにするかを選択します。

Tooling holesは、表面実装を機械的に行う際に使用する小さな穴です。

“Added by JLCPCB”を選択すると、JLCPCBが製造段階で良さげな位置に穴を設定してくれます。

“Added by Customer”を選択して、自分で設定することも可能です。

今回は、”Added by JLCPCB”を選択して進みます。

部品リストと部品の位置情報のファイルをアップロード

“Add BOM File”で、部品のリストファイル、”Add CPL File”で、部品の位置情報のファイルをアップロードします。

部品リストに使用するパーツIDは、JLCPCB SMT Parts Libraryであらかじめ選定しておくとスムーズです。

Please help to select the correct usage description for your product.で、作る製品のジャンルを選択します。

今回は”Electronics and Hobbies – Video/TV game player”を選択しました。

部品の在庫が問題ないか&位置の確認

部品が問題なく配置出来ているかを確認できます。

向きなども問題なければ、この状態で SAVE TO CARTを押すとカートに入れることが出来ます。

枚数や基板の色の設定にもよりますが、PCB製造に3日ぐらい、表面実装の処理に72時間ほど。

合計で1週間程度で発送されます。

届きました!

というわけで今回も無事に届きました。

開梱していきます。

基板も部品の実装も問題ありません。

動作確認

それでは実際に、FFCを取り付けて、miyoo miniが充電できるか試してみます。

ドキドキの接続結果は…

問題なく充電が開始されました。

というわけで、今回は、miyoo miniの充電スタンドの内部をつくり替えたお話でした。

工場での生産で品質がとても安定したものが出来上がりました。

受注生産開始しました

そして、今回、こちらのバージョンのmiyoo miniの充電スタンドを受注生産で販売開始しました。

受注受付期間が2022/05/31 23:59までとなっておりますが、気に入ってくれた方はご注文、お待ちしております。

それではまた次回、機会がございましたら、お読みいただければ幸いです~